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あいさつ

施設長あいさつ

伊那谷天龍川河畔に広がるのどかな田園地帯に、昭和58年4月本施設は誕生しました。当時最新鋭の設備を備えた建物は、白亜の殿堂といった威容を誇り地域の関心を集めたと聞いています。

それから40年以上が経過しました。高度経済成長期、病に倒れた後、リハビリや住まいの場が近くにないという地域の要望によって、重度身体障害者の授産施設として運営を開始しました。各種の社会福祉施設のなかで、特化的な機能(福祉的就労の場+生活支援サービス)を有する施設として南信地方をエリアに事業を続けてきました。同じ形態の施設は全国的に少数であり、生きがい、働きがいを併せて支援するという希少さが特徴といえました。

この間、障害福祉の分野では、社会福祉基礎構造改革を契機に様々な制度改革が行われ、本施設は、平成24年4月に「障害者支援施設(生活介護)」として新たなスタートを切りました。
この新体系移行により就労系からの大転換となり、授産は「生産活動」として余暇の位置付けとなりました。この移行の決断の裏には、滞留化に伴う加齢と障害の進行が目に見えて顕在化したことがあります。以来、今日まで健康で暮らすための支援を重視し、医療的サービスや介護の充実に努めてきました。

これまで地元山吹区の皆さまや、高森町をはじめとする各関係機関、ボランティアの方々など、多くの皆さまにご支援をいただいてきました。今後とも誠実に謙虚に、果たすべき役割を遂行していきます。引き続きご指導ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。

誰しもが不幸にはなりたくない、障害を背負ってみないと、病気になってみないと本当のところはわからない。悩み苦しみ一生懸命尽くし支援することは、私達に与えられた使命です。

入野 友宏

シンボルマーク

澄みきった信州の青空、流れる天龍川と伊那谷(河岸段丘)をモチーフにしています。

「未来」「知性」「大空」を表す青色、「安全」「やすらぎ」「大地」を表す緑色を使用し、柔らかい色合いや曲線により、「安心」「共生」「やさしさ」を表現しています。

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TEL. 0265-35-6811
障害者支援施設 高森荘
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